第6位はみずがめ座η流星群です。出現数はあまり多くありませんが、夏の天の川を横切る長い流星は印象的です。また、極大がゴールデンウィークの頃というのも、観望にはいい感じです。予想出現数は1時間に5〜10個。この群もピークがなめらかな群で極大は5月5日頃ですが、今年はお薦め時間を2日ほど先送りしております。
先送りの理由はやはり月齢条件。7日の月齢は24、そろそろ月の影響がなくなる頃です。
みずがめη群を見るに当たっての敵は、夜明け。実はこの群、結構大きな群なのですが、いっぱい流星が流れている(はずの)時間には、太陽が昇っちゃってます。こればかりはどーしよーもありませんねえ。ただこの群、南半球まで行けば、夜明け前に日本より遙かに多くの流星が見れます。
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| さらに詳しい解説 |
流星予報は、条件の良い空で1時間に1人の観測者が見ることのできる流星数を月齢を考慮に入れて予想算出したものです。詳しい算出方法については、予報算出法をご参照下さい。流星予報は見ることのできる流星数を保証するものではありませんが、ある程度の目安になることと思います。流星観測観望の計画をたてるのにご活用下さい。