■表管理人室
ようこそ表管理人室へ。ここは表管理人のストレスのはけ口です。表管理人のヘンな体験談とか、ひょっとすると日常業務の愚痴なんかが書いてあるかも知れません。激務続きの身のため、めったなことでは更新されないかもしれませんが、どうか悪しからず(^^;)。
■学生時代のイヤな体験(その1)
そもそもの発端は五月のある事件からです。大学院に入学し、約一月。大学の雰囲気にも慣れてきて世間では俗に「五月病」などといわれる得体の知れぬ奇病の発生する、平和で少し憂鬱な季節。うららかな陽光の中、いつものように西川口駅のホームに私は立っていました。
この日は我らが先生の講義がある日で、すでに遅れそうだった私は電車が来るのを今か今かと待っていたのです。時間は9時ちょっと過ぎで、ラッシュは一段落付いていたもののホームにはかなりの人がいたのを記憶しています。やがて電車がホームに滑り込んできました。
後ろの方から、階段を駆け下りてくる人の気配を感じました。そしてその駆け下りてきた人は私をかき分けるようにして、列の一番前にいた私のさらに前に躍り出ました。一見、普通のサラリーマン風の若い男で、薄茶色のスーツを着ています。
「なんじゃ、こいつ? ちゃんとならべよ!」
と思ったのと同時に、その男は私の目の前でしゃがみ込みました。
???
そしてそのまま走り込んでくる電車に向かって、ぴょん・・・。
?・・!?・・!!!!
無意識のうちにホームの反対側まで後ずさっていました。軽い警笛のあと電車は停止し、あとはもう人だかり。日常的な出勤風景は俄に喧噪の渦に巻き込まれたのでした。私は野次馬に混じるような勇気もなく、人の輪の一番外側で呆然と、ただ呆然と立ちつくしているのでした・・・。
そのあとは、駅員さんからいくつかの質問を受け、「警察から君の所へ連絡が行くかもしれないが、協力して下さい」といわれたのを憶えています。そう、もっとも近くで「自殺」を目撃した人として。
以下余談 ―――
私 |
「先生、今日は遅れてすみませんでした。実はかくかくしかじかで・・・」 |
先生 |
「えぇーっ! そんなことがあったんですか! それはしようがない。不可抗力ですね(笑)。いやぁすごい(笑)。今晩はもつ鍋でも食べに行きましょうか(爆笑)」 |
私 |
「・・・・・」 |
先輩 |
「先生! とりあえず、昼飯にミンチカツでも食べに行きましょう!」 |
先生 |
「いーですねぇ。行きましょうか」 |
私 |
「・・・##(死なーす)」 |