■ふたご座流星群観測報告
2004年もいよいよ師走。「年間の総決算」ふたご群がやってきました。この1年を振り返ってみると、「裏年」しぶんぎ群と、「大出現ならず」ジャコビニ群こそヤラレましたが(あ、両方とも「りゅう座流星群」だ(^^;)、そのほかは
6年ぶり出現するか!? |
注目のポン・ウィンネッケ群 |
→ 見事突発観測 |
好条件!突発の予想も… |
注目のペルセ群 |
→ 見事極大期観測 |
まだまだトレイル健在? |
注目のしし群 |
→ 見事トレイル確認 |
といった具合で、なかなかに満足いく結果。ここ2年の厄からようやく抜け出した気がします。ふたご群もこの調子で行きたいとこですが・・・ それでは、条件最高!大出現必至! 注目のふたご群、行ってみましょう!
■観測結果
| 観測地: |
竜天天文台公園(岡山県赤磐郡吉井町) 標高470m
東経134°00′08″ 北緯34°53′38″ (世界測地系) |
| 観測者: |
L!b |
| 観測方法: |
眼視計数観測(天頂方向) |
| 日付 |
開始 |
終了 |
分 |
全 流 星 |
散 在 |
ふ た ご |
オ リ オ ン |
う み へ び |
い っ か く じ ゅ う |
最 微 |
雲 量 |
| 2004年12月 |
| 11/12 |
0:30 |
1:30 |
60 |
29 |
8 |
18 |
1 |
1 |
1 |
6.3 |
0.0 |
| |
1:30 |
2:30 |
60 |
34 |
11 |
19 |
1 |
3 |
0 |
6.4 |
0.0 |
| 12/13 |
1:00 |
2:00 |
45 |
45 |
8 |
36 |
1 |
0 |
0 |
6.4 |
0.2 |
| |
2:00 |
3:00 |
60 |
76 |
21 |
51 |
2 |
1 |
1 |
6.4 |
0.0 |
| |
3:00 |
3:55 |
55 |
62 |
12 |
46 |
1 |
2 |
1 |
6.4 |
0.0 |
| 13/14 |
22:00 |
23:00 |
60 |
84 |
4 |
77 |
1 |
1 |
1 |
6.1 |
0.0 |
| |
23:00 |
0:05 |
65 |
90 |
11 |
79 |
0 |
0 |
0 |
6.2 |
0.0 |
| |
0:30 |
1:10 |
40 |
68 |
6 |
60 |
2 |
0 |
0 |
6.2 |
0.0 |
| |
1:10 |
1:50 |
40 |
95 |
11 |
79 |
2 |
2 |
1 |
6.2 |
0.3 |
| |
3:20 |
4:10 |
50 |
128 |
15 |
106 |
2 |
3 |
2 |
6.1 |
0.2 |
| |
4:10 |
5:00 |
50 |
80 |
15 |
64 |
0 |
1 |
0 |
6.1 |
0.0 |
| |
5:00 |
5:50 |
50 |
70 |
7 |
61 |
0 |
2 |
0 |
6.1 |
0.0 |
| 合計 |
|
|
635 |
861 |
129 |
696 |
13 |
16 |
7 |
|
|
※12月12/13日 1:18-1:33中断

■観測日記
●12月11/12日
今回の観測から新兵器・ICレコーダー導入です。いや、ずっと以前から導入しようとは思っていたんですが、なにぶんモノを買うときには慎重に、検討に検討を重ね、挙句の果て買いあぐねるという性格なもので・・・ まあ、そんなわけで、今夜はその試運転でもあります。観測のほうですが、空の条件は上々、0:30からスタートしてとりあえず3時間・・・と思ったのですが、やはりというかまたもやというか2時間でダウン。1時間余りのメンテの後再起動してみると、やはりというかまたもやというか?雲がでろでろ〜・・・ 結局2時間の観測となりました。さて、極大2夜前のふたご群、HR=約20でまず順調といったところ。
●12月12/13日
極大前夜。日中に気圧の谷が通過し、天気は夜には西から回復傾向。+夜には東からぶりゅ〜氏襲来、観測できるかなぁ?とか思っていたら、夜半ごろから急速回復、見事、晴れました。ワタワタと準備して、1:00より観測開始。4:00を目前に再び曇られるまでの3時間足らず、観測できました。さて、結果ですが、さすがふたご群、前夜から飛ばしてますなあ。HR=約50で、きっちり予想通り。
●12月13/14日
いよいよ極大夜。おそらく今夜は2001年のあの日以来、日本で最も多く流星が見える日でしょう。もっとも、アレは桁違いですが・・・ そんな極大夜ですが、日中からいろいろ立て込み、22時前になってようやく観測体制に。いやぁ、出てますねえ。ペース配分を考えて0時過ぎから休憩を入れたものの、どうにもウズウズして腹ごしらえをしたら早々に復帰。そして輻射点が天頂に差し掛かり、いよいよクライマックスを迎える頃になって・・・アレレ?シリウスが滲んできた・・・そうです、雲襲来! 結局一番いいところで1時間半ほど曇られてしまいました。それでも今夜のふたご群、HR=120以上をマーク、しし群の流星雨を除けば自己新です。
というわけで、チト画竜点睛を欠いてしまいましたが、それでもふたご群の活発な活動をしっかりと堪能いたしました。充実の2004年はこれにて終了! この調子で来年は、アレとアレを捕らえたいものですね。
〔L!b〕