■しし座流星群観測報告
K子でございます。L!b君とは高校時代の星の仲間です。
思えば、1年前、しし群の流星雨を見るべく向かった長野県「八ヶ岳」。夢に見ていた通りの「流星雨」を拝むことが出来たのは本当に一生の思い出。でも、標高2000mクラスの山の上で凍死寸前の経験も一生の思い出。そんな去年、L!b君@竜天と携帯で話していると「こっちはホットカーペットで暑いくらいだよん」と涼しい声。(って、暑いのか?)「2002年はホットカーペット流観してやるぅ!」、という事で、飛行機に乗ってやって参りました。
■観測結果
観測地: |
竜天天文台公園(岡山県赤磐郡吉井町) 標高470m
東経134°00′18″ 北緯34°53′26″ |
観測者: |
K子 |
観測方法: |
眼視計数観測(天頂方向) |
日付 |
開始 |
終了 |
分 |
全流星 |
散在 |
しし |
最微 |
雲量 |
2002年11月 |
|
17/18 |
1:30 |
2:30 |
60 |
6 |
5 |
1 |
4.7 |
0.0 |
2:40 |
3:40 |
60 |
2 |
1 |
1 |
4.7 |
0.0 |
合計 |
|
120 |
8 |
6 |
2 |
|
しし座流星群のHR(1時間あたりの流星数)をプロットしたもの。 |
■観光&観測日記
●11月16日
友人の結婚式に参加していたというL!b君が東京に来ていたので、そのままの勢いで、岡山まで連れてきてもらった私と友人。とりあえず、初「ebiXshi」を食べる。不思議なネーミングにドキュンしながらも、今夜から天文台へ行くL!b君とは一旦別行動で、岡山駅近くに宿泊。
●11月17日(昼:倉敷観光編)
午前中から「倉敷」観光。倉敷駅に着いたら、探していたものを駅の売店でいきなり発見! 「ままかり寿司」(350円)。とりあえず購入。てくてくと大通りを歩き美観地区のへ曲がり角(?)を曲がった瞬間、そこは超美観地区。とってつけたように異次元空間(でもないか)。とりあえず入り口すぐの「橘香堂 むらすゞめ」(1個100円)を店先でお茶と共に食す。焼きたても格別に美味しぃ。赤く色づいた紅葉がとってもキレイでそれを見ながらとりあえず川沿いの「無料休憩所」にてさっきの「ままかり寿司」を食す。「お隣さんにご飯を借りに行っちゃうくらい美味しい」と噂のままかり寿司はたとえ駅の売店で購入したものとは言え、噂通り美味しぃ。
お次のターゲットは、L!b君から教えてもらった試飲が出来るらしい酒屋。てなわけで、「井筒屋」へ。計画通り、ワイン、日本酒をいろいろ一気飲み。太陽が高いうちからのお酒は美味しぃ。しかもタダ。もちろんちゃんと購入。ほろ酔い気分で「そろそろお昼ごはん?」なんて言いながら、讃岐うどんの「かな泉」へ。「釜揚げ&ままかり寿司」セットを食す。「ままかり」2連チャン!さっきのは押し寿司風だったけど、今度は手握り寿司。これはこれでまた美味しぃ。
食後の散歩という事で、美観地区をさらにてくてく。とある曲がり角を曲がったところで、カステラのように黄色い分厚い四角いカマボコが美味しそうに焼かれている。とりあえず購入。友人と半分こに食べながら「なんか食べたことがある味だなあ〜」と思っていたら友人が「これって伊達巻の味だね」。はっ、その通りです。ま、これはこれで巻かれてないし美味しぃ。で、お土産も買って、歩きつかれたので、お茶しよってことで「カモ井茶房」へ。コーヒー飲み放題。ケーキも付いてるお得な600円セットを迷わず選択。ケーキも2種類選べてお得で美味しぃ。
とまあ、こんな美味しぃお腹一杯の倉敷観光(約4時間)でした。
●11月17日(夜:観望&観測前夜祭編)
ついに、噂の竜天天文台へ! 噂の裏管理人さんともご対面〜! よろしくぅ。てなわけで、早速、双眼鏡や望遠鏡で土星を見たりしちゃってそれにしても月の明るい夜。高校時代の地学部の後輩が大阪から2人登場して、おしゃべりしたり、鍋食べたり、なんだかんだしてたら、すっかり夜も更け、いよいよ天文台の屋上へ。本当にありました。ホットカーペット! 私は「夢のホットカーペット観測」開始。お尻の温かい流観なんて初めて物語。でも、明るいんだよぅ。月が。しかも、あんまり流れないのよぅ。しし座流星群どうしたっ! しし群っぽいのが見たいのよぅ! 去年の勢いはどうしたんだぅ〜! てなわけで、ちょっとだけ期待していた'65年トレイルも未知のトレイルもやっぱり出ずに朝が来た。ま、前夜祭だしね。期待は明日よっ!
●11月18日(夜:期待の観測編)
いよいよ、しし群期待の日。日本ではもちろんそんなに期待しちゃイケナイって分かってるけど。やっぱり、期待するっしょ。それなのに、、、なんだか、生きているといろんな事が起きるのよねえ。まさか曇るなんてっ。しかもスーパー曇天。時折、雲の向こうにはキレイなお月様。北から、東から、西から、南からっ、、くるくると変わる風向きと風の暖かさ・冷たさで気圧の変化を感じながら一晩、お月見&雲見。やけくそで一晩中、バカ話炸裂。一晩中流れ雲を見続けた明け方5時すぎ某御○場チームから「こっちはHR50ですよん」と親切な連絡あり。でも、心のささくれていた私には嫌がらせにしか思えないのぅ〜。でっ、薄明の時間過ぎるとなぜか雲間が、、しかも私以外の皆は-2等クラスの流星を幾つかゲット。なぜじゃ〜! てなわけで、この日私の見た流星は、暗いの1個のみ。(号泣)
また来ますっ!
〔K子〕