■しぶんぎ座流星群観測報告
ついに2000年を迎えてしまいました。
明けましておめでとうございます
さて、年の初めといえば、しぶんぎ群。「一年の計はしぶんぎにあり」というように?、この群を見て今年一年の流観の成否を占うのが、流星業界人の年頭行事です…よ……ね………。
それはさておき、極大の鋭いことで有名なしぶんぎ群、今年の極大は…真っ昼間… ぐぁ、見えんやんけ…。なにやらいきなりつまずいた気分です。
というわけで、2000年の初観測、しぶんぎ群です。
■観測結果
| 観測地: |
竜天天文台公園(岡山県赤磐郡吉井町) 標高470m
東経134°00′18″ 北緯34°53′26″ |
| 観測者: |
L!b |
| 観測方法: |
眼視計数観測(天頂方向) |
| 日付 |
開始 |
終了 |
分 |
最微 |
雲量 |
全流星 |
しぶんぎ |
HR |
ZHR |
| 2000年1月 |
|
| 3/4 |
2:00 |
3:00 |
60 |
6.2 |
0.0 |
32 |
10 |
10.0 |
43.5 |
| 3:00 |
4:00 |
60 |
6.2 |
0.0 |
26 |
13 |
13.0 |
36.7 |
| 4:00 |
5:00 |
60 |
6.2 |
0.0 |
31 |
15 |
15.0 |
30.8 |
| 5:00 |
6:00 |
60 |
6.2 |
0.0 |
30 |
22 |
22.0 |
35.9 |
| 4/5 |
0:00 |
1:00 |
60 |
5.9 |
0.0 |
11 |
3 |
3.0 |
63.2 |
| 1:00 |
2:00 |
60 |
6.1 |
0.0 |
12 |
4 |
4.0 |
31.7 |
| 2:00 |
3:00 |
60 |
6.1 |
0.0 |
16 |
9 |
9.0 |
39.7 |
| 3:10 |
4:10 |
60 |
6.1 |
0.0 |
12 |
5 |
5.0 |
13.6 |
| 5:00 |
5:50 |
50 |
6.2 |
0.1 |
29 |
13 |
15.6 |
25.8 |
| 合計 |
|
530 |
|
199 |
94 |
|
| しぶんぎ群のHRとZHR(光度関数1.6で計算)をプロットしたもの。 |
■観測日記
●1月3/4日
一応極大当夜。明け方に向かって増加傾向のはずだから、2〜6時で観測に望む。それにしても、3大群の一つだというのに寂しいなあ。特にししやふたごの直後だけに、その感もひとしおです。結局夜明け前にHR=22が最高。空の条件を考えれば、しぶんぎとしては最低クラスの出現でしょうか。
●1月4/5日
普段は「一晩限り」のしぶんぎ群ですが、極大が真っ昼間だった今年は、今夜も「そこそこの」出現が望めそう、というわけで、0時から観測開始です。…が、輻射点が低いこともあって、やっぱ出ませんなあ。しぶんぎ以外の流星も少なくて、う〜ん退屈、思わず眠くなっちまったい。
4/5日の観測、コンディションの差が如実に現れた観測になってしまいました。0時から観測を始めたのですが、2時台になってから、だんだんと疲れが出てきたので、3時で一度、10分の休憩を入れました。そしてちょいと体を動かしたりして、気分一新残りの観測に望む…はずだったんですが、再スタートしてみると、こりゃあかん、いつの間にやら目の焦点が合わなくなる…。というわけで、とりあえず1時間見てから、寝ました。そして5時から再々スタート。おかげで最後の1時間はいい調子。4/5日のHR、ZHRを見てみると… おおっ、見事に3時台が凹んでいる…。
■教訓
やはり、調子が悪いときに無理に観測しても、いいデータは得られませんな…。
〔L!b〕