■ふたご座流星群
印象度:★★☆☆☆ 出現数:30〜50個/時
お薦め観望時間:1999年12月15日午前0時〜4時
お薦め流星群1999第3位は「ふたご座流星群」です。毎年安定して多くの流星を飛ばすという点においては、第2位のペルセ群をも上回るかという存在です。しかし、この群の流星は、明るいものがあまり多くなく、地味なため、印象的にはあまりパッとしません。予想流星数は、1時間に30〜50個。
月の条件は、上弦(半月)前なので、午前0時には沈んでいます。邪魔にはなりません。
ふたご群を見るに当たっての敵は、やはり寒さ。これは言わずもがなでしょう。しかし、日本海側の人にとってはもっとやっかいな敵が… そう、西高東低の気圧配置、いわゆる冬型の天気です。晴れなきゃ見ようがありませんからね。私も日本海側にいた頃には、ふたご群は垣間見たことしかありませんでした。最も、太平洋側の人にとっては大きな味方ですね。そして、これも平日の夜中〜早朝ということで、翌日の仕事(学校)が、敵となります。ただ、この流星群はほぼ一晩中見ることができるので、深夜〜早朝に見ることができない方は、14日午後9時頃以降でも見ることができます。
〔L!b〕